料理人を始めた時に青臭い夢と理想を抱いた。
その後イタリアに行き、帰国後、自分で小さな店を始めた。
最初は本町橋の下の小さな店で、器具も無ければ鍋も安物、狭くて暑くて、9ヶ月で一度改装した。
さらに最初の数年でほとんどのものが壊れた。冷蔵庫のドアはポロリと落ちたし、シンクは底が抜けた。悲しかった!
いつか自分が思う理想に近い店を持ちたいと思った。
僕は改装魔で移転魔!今まで何回もやった。しかも大掛かりな調理器具を作ったり、まさに引越し改装貧乏である。
1996年に天満橋のたもとに移転してからもそれが続く。
その時その時で自分の持てる力の全てをかけているのだけど、すぐそれに飽き足らなくなるんだ。
2004年に今の北浜本店をつくるまでに18年経っていた。
やはりその時も持てる力の全てをかけたつもりだ。
照明や椅子、食器などにも全て自分の考えるアイディアやデザインを取り込み、妥協なく作り込んだ。
今のキッチンは素晴らしい!理想に近い!これは初期の悲しい時代へのリベンジだ。
幸い、今のところ非常に気に入っていて、大きな改装の予定はない。(ようやく!)
北浜本店では自分たちの考えるもの、やれる事の全てを出来るだけ妥協せずに提供し、なお且つお客様の要望も可能な限り聞いて差し上げたい。
また、グループのフラッグシップとして、新しいメニューを開発したり実験や試作などを行う場でもある。
「食事やワインを楽しむ場として、出来るだけ妥協のない店」、それを望む人にとって理想的なレストランでありたい。
シェフ山根大助の素材に対する「最適調理」。その思いをできる限り実現するために、食材選びやサービスにベストを尽くす、ポンテベッキオグループのフラッグシップレストランです。ポンテベッキオの意味、全ての要素がここにあります。
用途:特別な記念日(誕生日など)や様々なお祝いのシーン、大切なお客様との接待に。
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